7May
私は、行動が遅いから
私は、不器用だから
私は、恥ずかしい存在だから
私は、暗いから
私は、気がきなかいから
自分は○○だから、と思っていることが、
さまざまありますが、
「ホント、とろいわね」
「もう!不器用な子なんだから」
「あなたってホント恥ずかしいわ」
「ホント暗い子ねぇ」
「もう、あなたってホント気がきかないんだから!」
それは幼いころに周りの大人や親たちから言われた言葉かもしれません。
大人はときに勝手にそのときの自分の感情や一時的な出来事で
そんなことを言ってしまうことがあります。
まさかこどもにとってはそれが呪いの言葉になるとは思いもせずに。
こども(特に0〜7歳)はまだ状況や出来事を正しく判断できず、
大人の言うことをそのまま鵜呑みにします。
幼いころに大人から言われた言葉を、
そのまま鵜呑みにし、思い込んで、
それを演じてしまうこともあります。
今でも演じている、思っている、続いている、
私は、○○だから、があれば、
手放してしまってもいいんです。
もうあなたには大人の意識があります。
あなたの大人の意識で、
あなたの子供の意識に教えてあげましょう。
あれは、大人が勝手に言った言葉で、
あなたが本当にそうなんじゃないんだよ、
長所短所には表と裏があります。
気がきかない→おおらか
行動が遅い→丁寧
暗い→落ち着いてる
どんな要素も左に大きく振れるか、右に大きく振れるかで、
そのときどきでいいにも悪いにもなります。
どっちもあっていいんです。
悪い方ばかり拡大して見てしまいますが、
それは同時にいいところでもあるんです。
ちゃんといいところにも目を向けてみましょう。
あなたにかけられた呪いの言葉も、
あなたの大人の意識で、手放してあげましょう。