〜自分の感情・思考に振り回される時間を減らして自由な時間を増やそう、心を鍛えて新しい習慣を作っていける自立した大人になることを目指すブログ〜カウンセリン/心の仕組み

menu

Coconiji 心の仕組み

怒られている子どもを見ると、苦しくなる。心のクセの癒し方


コラッ!!
いい加減にしろ!
何度言ったらわかるんだ!!
お父さんに叩かれて泣いている子を見ると苦しくなる、

自分が怒られているのでもなく、
自分が泣いているのでもない、
それでも、胸がざわざわして落ち着かない。

「そんなに怒らなくたって」
「これくらいで叩かなくたって」
「まだ子供なのにかわいそう」
「無邪気なだけなのに」

こんな思いが消えないとき、
自分のお父さんを重ねて、
その状況を見ているのかもしれません。

幼い頃、お父さんが怖かった、
何か思い通りにならないことがあると、
口より先に手がでる人だった、
そんなときは怒りに任せて、力一杯たたいた。
大きな足音をたてて叩きにきた。

大人になってからも、
大きな足音で歩いてくる男性を怖いと感じたり、
部下を大声で叱る男性を怖いと感じたり、
公園で子供をたたいているお父さんを見ると、
状況や理由もわからないけどとにかくひどい!と感じたり、

そんな風に感じるクセがあるときは、

自分の中にいる、
お父さんを怖いと感じていた子供のころの自分。
幼いころの子供の意識の自分が怖がっているのかもしれません。

そんなときは、自分に教えてあげましょう、
お父さんに怯えている子供の頃の自分をイメージして、
大人のあなたがその子に教えてあげましょう。

「怖かったねぇ。怒鳴る前に注意してほしかったね。
手をあげる前に口で言って欲しかったね。
小さい子供相手に、力一杯たたくことないのにね。

怒ってるお父さんの中に、小さい子供がいるのが見える?
その子が自分の思い通りにならないからって、怒って、
お父さんはその子に全身を乗っ取られて、
コントロールできなくなってたたいてるんだよ、

怒るときの、子供をたたくときのお父さんは大嫌い、
もとにもどった大人のお父さんのことは大好き、
でいいんだよ、そんな風に分けて感じていいんだよ。」

何度か教えてあげると、
心の中のざわざわが落ち着いていきます。

これからは怒られているお子さんを見かけても、
お父さんの中の小さい子供が「思い通りにならないよー!」と怒っているのか、
大人のお父さんが子供のために叱ってくれているのか、
落ち着いてみれるようになります。

周りの人に、自分のお父さんを重ねて「怖い人」として見なくてよくなります。

関連記事

Netowl